1970年以来、タック稲垣は世界各地で日本やアメリカのテレビ会社、国連、ナショナル・ジオグラフィック協会、PBS(ビル・モイヤーズ)などの為に50を越えるドキュメンタリー作品を演出してきました。題材は遺伝子DNAからペルーやカンボジアの革命ゲリラ運動、アメリカの幼児誘拐と虐待、そしてファション・デザイナーのカルバン・クラインなどと幅広いものです。日本放送協会科学番組最優秀賞を2回受賞した他、アメリカ国内の賞も受賞しています。

1985年ニューヨークで制作会社設立。2000以上のミニ番組を数々の長寿番組を通 じて提供してきました。この中にはアメリカの業界紙バラエティーが"世界最高の朝ニュース番組"と評した番組なども含まれています。同時にロサンゼルスにある立体映画開発会社のエグゼクティブ・プロデューサー、科学雑誌として世界一を誇る出版会社のエグゼクティブ・アドバイザーを務めています。

稲垣はコロンビア大学映画科の学生時代から劇映画作りを夢として持ち続けてきました。自宅に備えた200インチ大型スクリーンで私蔵1500作に及ぶ内外の古典・名作映画を鑑賞。1995年以来、ドラマの演出と演技をベテラン舞台人・映画人に師事して再勉強。同時にカンヌ、ベニス、ベルリン、トロント、サンダンス、テルライド映画祭などにも研修参加。現在日本のテレビ局とミニ・シリーズのドラマ企画・演出が決まっています。

大学はペンシルベニア大学で情報学を専攻、その後コロンビア大学大学院芸術学部映画科で修士号取得。学生時代、アカデミー賞を出す映画芸術科学アカデミーより有望学生賞を受賞しています。ミュージカルにも興味を持ち、現在ベル・カントー歌唱法で知られるシンガーズ・フォーラム歌唱学校の理事を務めています。

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